塗装の目的は、建物を腐食から守ること(保護)と、色彩によりイメージを一新すること(美観)です。塗料や塗装技術の進歩で最近では、断熱・遮熱などの環境負荷低減や有機物を分解する触媒コーティングも住宅塗装に加わりました。
塗装とは、それぞれ役割(機能)を持った樹脂層を塗り重ねて膜を作り、仕上げる作業です。決められた膜厚を各層が満たさないと期待した年数より早く劣化が始まります。また、一般的に塗り替え工事では旧塗膜との接着性に優れた下塗材(シーラー、プライマ-、フィーラー)を塗り、その上にトップコート(仕上材)を2回塗します。
環境などで一概には言えませんが、新築で塗装をするのは、アクリル樹脂塗料が多く、5年程度といわれています。目安として壁を触って白い粉(チョーキング)が付いたなら、防水効果が無くなった合図です。
塗料には、大きく分けて、強溶剤塗料、弱溶剤塗料、水性塗料があります。
「全く臭いがしません」と言えば、嘘になりますが、環境などを考えて最近の塗料は作られています。水性塗料や弱溶剤塗料であれば、そこまで、「臭いがキツイ」ということはないと思います。
出来ます。クラック(ひび割れ)処理はコーキング・樹脂モルタルで処理します。 その上に弾性系の塗料(ゴムのように、伸び縮みする)を使用することによって、その後のクラックを出にくくすることが出来ます。
当社では、塗料などが現場周辺に飛ばないよう足場に飛散防止メッシュシートを掛けて施工しますのでほとんど心配ありません。建物を綺麗にする事だけでなく、ご近所にも注意を払いながら仕事をしています。近くに車があれば車カバーなどを掛けています。万が一塗料が飛んだとしても、すぐに対処しますのでご安心ください。
当社では、過去にたくさんの狭い現場を経験しています。まずは、ご相談ください。
木造と鉄筋コンクリート造の建物では塗料や塗り方は変わりません。問題なのは、新築時にどんな塗装をしたかまた、外壁がどんな材質なのか?(ALC、モルタル、サイディングなど)によって変わってきます。